After Effectsは多くの方が愛用している映像編集ソフトで、動画というものが勢いを持っている今の時代だからこそ、大いに活躍してくれるソフトでもあります。After Effects はAdobe(アドビ)社から開発、発売され、「AE」「アフター」と呼ばれることもあります。今回はAfter Effectsの中でもよく使う動画のカットについて、その方法をご紹介していきたいと思います。
After Effectsで動画をカットする方法ということで、まずはインジケーターの部分でカットする基本的な方法から触れていきましょう。対象となる動画をプロジェクトパネルに追加し、それを選択した状態でタイムラインパネルに移動させてください。タイムラインの適当なところにインジケーターを移動させたら、あとはショートカットキーで動画をカットしていくだけです。
対象となるレイヤーを選択した状態で、カットしたいところにインジケーターを合わせたらWindowsの場合には「Ctrl + Shift + D」、Macの場合には「Command + Shift + D」のショートカットキーでカットしていきましょう。カットすることでレイヤーが分割できて、分割したレイヤーはタイムラインの下段に追加されていきますのでそちらも確認しておいてください。
先ではAfter Effectsのインジケーターでカットする基本的な方法についてご紹介しましたが、次はインジケーターより前もしくは後ろの部分をカット、トリミングする方法を見ていきましょう。
まず同じく対象となる動画をプロジェクトパネルに追加し、それを選択した状態でタイムラインパネルに移動します。そしてカットしたい位置にインジケーターを移動させるというところまでも同じです。そこからインジケーターより前をカットする場合、Windowsなら Alt + [ 、Macの場合にはOption + [ のショートカットキーを使います。これでインジケーターより前の部分をカットすることができます。
もしインジケーターより後の部分をカットしたい場合、Windowsは Alt + ] 、MacはOption + ] のショートカットキーを使えばできます。
最後は、AEのレイヤーパネルから動画を直接カットする方法を紹介します。対象となる動画素材をプロジェクトパネルに追加し、タイムラインに移動した後、マウスカーソル素材の両側に合わせれば、ドラッグして動画をカットすることができます。
このように、After Effectsで動画をカットするにはいくつかの方法が存在します。実際に作業する際の必要によって活用しましょう。カット操作はキーボードのショートカットキーもありますが、三つのキーの同時押し、もしくは操作しづらい、離れたキーを同時押す必要がありますので、不便と感じる方もいるではないでしょうか。そんな時は左手デバイスTourBoxを利用して、快適かつ効率的に操作を完成できます。
完全カスタム可能のTourBoxシリーズはAE内の様々なショートカットや操作を自由にボタンにアサインできます。もともと複数のキーが必要のショートカットも、TourBoxを使えば一つのボタンで完成できます。すべてのボタンが片手で操作できるように設計されているため、After Effectsでの各種作業ももっと直感的に進められるようになり、腕や指先の疲労軽減にも繋がります。興味があればぜひ一度TourBox EliteやTourBox NEOを使ってみてください。