クリスタで描いた線がガタガタに見える原因は?解決法も紹介!

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    「クリスタで描いた線がなぜかガタガタになってしまう」という経験はありますか?本来はガタガタにならないものなので、もし思っているような線が書けないのなら、何かしらの原因があるはず。今回は、クリスタで線がガタガタになる原因や解決策を、複数のパターンにわけてご紹介します。

    クリスタの線がガタガタな原因①:表示倍率設定

    デジタルでのイラストや画像はそもそも、ドットで形成されます。画面の表示倍率が大きいと、グッと近づいて線を見ている状態なので、ガタガタとしてドットが目立つかもしれません。例えば以下の画像はイラストの表示倍率を400%にした効果です。

    400%

    こういう時は画面の表示倍率を100%に設定して、もう一度確認してみましょう。以下のように、正常の倍率に戻したら線はスムーズに描画され、画質に問題はないということがわかります。

    100%

    しかし表示倍率を下げ過ぎると、線がガタガタに見えること可能性もあります。一度100%に変更して、きれいに見えるかどうかを確認しましょう。また、クリスタの表示品質を高く変更することで、線がきれいに見えるかもしれません。表示品質の設定はまずクリスタの環境設定画面を開き、そして「キャンパス」画面で変更することが。「表示品質」を「高品質」に設定しましょう。

    高品質

    クリスタの線がガタガタな原因②:アンチエイリアスがついていない

    「アンチエイリアス」とは、画像の線をなめらかにするために、中間色を使って補色しながらぼかす処理のことです。モノクロ二階調の線を描くときにはアンチエイリアスがついていないため、表示倍率を100%に設定しても線がガタガタして見えるかもしれません。

    解決法としては、解像度を高めに、例えば600dpi以上に設定しておけば、特にガタガタして見えなくなります。もし解像度が600dpiに満たないアンチエイリアス無しの線を描いている場合は、印刷をしたときにガタガタの線が目立つ可能性が高いです。なお、解像度は後から600dpiに上げた場合にも、最初に低解像度で描いていた部分は高解像度にはならないので、最初から解像度を600dpi以上に設定してから、作品を描き始めることをおすすめします。

    解像度設定

    クリスタで線をガタガタにしないためのテクニックとは?

    ソフトの設定以外、デジタルイラスト自体が不慣れで、描いた線がガタガタになる場合もあります。まずはクリスタの手ぶれ補正の設定がオンになっているかを確認してから、以下の方法を試してみてください。

    自分の使いやすい向きに変える

    たとえば右利きの人なら、左にふくらむ線を描きやすいはずです。手首の可動域を考えて、画面を簡単に拡大・縮小、あるいは回転させて描いていくことができるのが、クリスタのようなデジタルイラストソフトウェアの魅力の一つです。ぜひデジタルだからこそ使える機能を最大限に活かし、自分の使いやすい向きに絵を設定して、描いてみてください。

    何度も消してやり直し練習する

    クリスタには、「取り消し」という機能が備わっています。一度きりの線で完成させる必要はなく、気に入らなければ何度でもやり直すことが可能です。描いた線がガタガタならそれを消して、満足できる線を描くまで、何度も繰り返し練習してみてはいかがでしょうか。

    描くときの角度を調節してみる

    まだデジタルでの描き方に慣れていないと、描きにくい角度で手や手首を動かしているかもしれません。手首の関節を固定して動かすことで、線が安定しやすくなります。どうすればグラつかないのか、関節の動かし方を観察しながら調節してみましょう。

    絵の練習が捗る左手デバイス――TourBox

    クリスタでは多彩な機能が搭載されていますが、その大量の機能をマウスとキーボードだけで操作すると、いろいろ不便なところがあります。クリエイター向けに設計されたTourBoxを使えば、クリスタの機能をより自在に使いこなせます。

    TourBox Elite
    Bluetooth対応最新機種
    TourBox NEO
    クリエイター向けコントローラー

    ノブを回してブラシサイズ、不透明度、硬さ、角度などを思うままに調整して、キャンバスの拡大縮小、回転も全部指先で操作できます。TourBox EliteTourBox NEOを通じて、クリスタのあらゆる機能は片手で制御することが可能です。絵の練習も効率的になり、素早くイメージ通りの作品を完成できます。多くのイラストレーターや漫画家にも愛用されている左手デバイスTourBoxシリーズ、ぜひ絵描きに使ってみてください。

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