クリスタでのおすすめ解像度は?本記事では創作する作品の種類によっておすすめの設定を紹介します。興味がある方はぜひお読みください。
まず解像度について説明します。解像度とは、画像を構成するドット(ピクセル)の密度を表す数値のことで、画像の細かさを決める要素です。解像度の単位は『DPI(またはdpi)』で、『Dot Per Inch』の略で、『1インチの範囲に、どれだけのドット(ピクセル)が含まれているか』という意味があります。そのため、解像度が高くなると拡大しても画質がきれいに見える高密度のイラストになります。逆に小さいと密度が低く粗いイラストになります。
クリスタで新規ファイルを作成する時、「キャンバス」の「解像度」からdpiを設定できます。手動で数値を入力することも可能ですが、ほとんどの場合にはデフォルトの選択肢から選んで大丈夫です。
クリスタで解像度を高めに設定すると、印刷に耐えられる、作品の細部まで細かく描き込めるなどのメリットがあります。ただし解像度の上昇に連れてファイルのサイズも大きくなりますので、ソフトの処理・動作が重くなります。それから細部を描いてるときに全体像が見えづらく、バランスをとるのが若干難しくなる場合もあります。
逆に解像度を低めに設定する場合、ソフトの動作は軽くなり、ファイルのサイズも小さくなります。ただし全体の精度も下がるので、画像を引き伸ばすと粗くなり、細部まで細かく書き込むことができない、用途も限られるのでご注意ください。
クリスタで創作する途中で解像度を変更したい時があるかもしれません。クリスタで解像度を変更する方法としては、メニューバーの〚編集〛⇒〚画像解像度を変更〛を選択するとウィンドウが開くので、解像度の数値を調整すれば変更することができます。しかし、解像度を後からいじると画像が粗くなりやすいので、どうしてもという時以外は行わないのが望ましいです。
今回はクリスタでのおすすめ解像度、設定方法などについて紹介しました。解像度の度合いによってそれぞれメリット&デメリットがあるので、それらを理解した上で選ぶと良いでしょう。本記事が皆様の参考になれば幸いです。
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