PhotoshopとLightroomの違いは？機能や用途をわかりやすく解説

写真の編集や加工を行うためのソフトと言えばPhotoshop やLightroomが有名ですが、どちらを使えばよいのかわからないという方も多いと思います。そこで、今回はPhotoshopとLightroomの主な機能や用途の違いについて解説したいと思います。記事の最後では、PhotoshopやLightroomをより直感的に使用することができるTourBoxも紹介していますので、ぜひご覧ください。

豊富な画像編集機能を持つPhotoshop

Photoshop（フォトショップ）は、アメリカの大手ソフトウェア会社「Adobe」が提供する画像編集ソフトです。高度な画像編集機能を搭載しており、どんな加工や編集も可能と言えることから世界中のプロに愛用されています。世界で最も有名な画像編集ソフトと言ってもいいでしょう。画像にフィルターのようなものを重ね、そのフィルター上で編集を行うことで元の画像を損なうことなく編集が可能な「レイヤー」と呼ばれる機能が特徴です。

Photoshopを利用すれば、次のようなことが簡単にできます。

✓暗い写真を明るくする
✓写真に写っているものを消す
✓イラスト風に加工する
✓実際にはないものを合成する
✓斜めから写したものを正面から写したように補正する

そのほか、「太った人をモデル体型にする」「人物だけを切り取って別の背景に置き換える」といった、まったく別物にしてしまう魔法のような加工も可能です。

写真の現像や管理に最適なLightroom

Lightroomは、フォトカメラマンに必要な機能が搭載された写真の編集管理のためのソフトで、Photoshopと同じくAdobeによって提供されています。撮影した写真の中から必要なものを選び、編集し、現像や出力をするといったカメラマンが行う一連のフローに沿って便利な機能が搭載されているのが特徴です。

Lightroomでは、日付、タグ、ラベル、レンズ、カメラ、撮影場所、ISO感度、ファイル形式、レーティング、シャッタースピードなど様々な属性で写真を検索することができるため、撮影した写真の管理や選別も便利に行えます。いちいちフォルダに分けて写真を管理する必要がありません。

PhotoshopとLightroomの違いは？

PhotoshopとLightroomの特徴を一言でいうと、以下のようになります。

Photoshop：高度な画像加工ができる万能ソフト
Lightroom：写真の管理と編集向けに特化されたソフト

Photoshopは、一つの画像に別の画像を重ねたり、文字を追加したりといった様々な加工が可能な画像加工ソフトなのに対して、Lightroomは簡単な補正・編集もできる写真管理のためのソフトです。画像加工に関する一番の違いは、Photoshopでは画像の合成が可能ですが、Lightroomでは行うことができないことです。

一方で、撮影した写真のうちお気に入りのものに☆をつけて管理するといったように複数の写真の管理を行う場合は、Lightroomのほうが適していると言えます。露出やノイズ補正など同じ設定を何百枚もの写真をまとめて処理するような場合は、PhotoshopよりもLightroomのほうが圧倒的にスムーズです。

すでにある素材を使用して凝った合成や加工を行いたいのであればPhotoshopを、自分自身で写真撮影を行い、たくさんある写真の管理や現像がしたいのであればLightroomを利用するのがよいでしょう。

また、２つのソフトには連携機能があり、Lightroomで写真を選択し、「Photoshopで編集」を選択するだけでPhotoshopでの編集が可能です。編集した画像はPhotoshopで保存すると、すべての情報を引き継いだ状態でLightroomにも保存されるため非常に便利です。両方のソフトが使えるお得なセットプランもあるので、ある程度本格的に写真の加工や管理を行いたいのであれば、両方使うのがベストといえるでしょう。

PhotoshopとLightroomの違いは？

PhotoshopとLightroomはともに非常に高機能で使い勝手のよいソフトですが、初心者ならその大量の機能やツールが複雑と感じる場合もあるでしょう。数多くのショートカットを覚えるのは大変だし、ペンやマウスでメニューを開き、必要なツールを選択するのは時間がかかり、効率が下がる問題も発生します。それにショートカットの配置によって、片手では押しずらい組み合わせもありますので、作業を一時中断しなくてはならない状況も起きます。

そこで左手デバイスTourBox NEOやTourBox Eliteを使用すれば、よく使う機能をボタンやダイヤルに割り当てることで、様々なパラメーター調整やツール操作を直感的に完成できます。作業を中断することなく、より写真の編集に集中可能です。マクロ機能も搭載しているため、複数の機能を組み合わせた複雑な作業も一瞬で完了します。　PhotoshopやLightroomを利用するのであれば、最高のサポートツールであるTourBoxもあわせておすすめします。