スーパー解像度とは?Lightroomの新機能を使いこなすために

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    写真編集・現像ソフトにもいろいろなものがありますが、その中でも特に勢いがあるのはやはりLightroomでしょう。実際に使っているという方もとても多い傾向にあります。多くの方に愛用されているLightroomなのですが、実は2021年のアップデートでスーパー解像度という機能が追加されています。今回はLightroomのスーパー解像度について詳しくお話ししていきたいと思います。

    ・Lightroomの新機能「スーパー解像度」とは?

    では、さっそくですが2021年のアップデートで追加されたLightroomのスーパー解像度という新機能について詳しく見ていきましょう。Lightroomのスーパー解像度の機能では1枚の画像で2倍のリニア解像度を構築することができます。拡大画像は元画像と比較したときに横が 2 倍、高さが 2 倍で総ピクセル数が 4 倍になります。

    解像度を上げることによって、古いカメラや携帯電話などで撮影した画素数の低いものでもハッキリと鮮明にさせていくことができます。もちろん、トリミングでぼやけてしまったものも同じです。何百万という画像分析をおこなったAIがあるからこそ、可能になった機能です。

    ・スーパー解像度の使い方

    次は、Lightroomのスーパー解像度の使い方についてです。使い方は簡単なので初めての方でも安心してスーパー解像度の機能を活用していくことができるでしょう。スーパー解像度の機能を使うために、まずライブラリ画面からスーパー解像度を適用したい画像を選択します。「現像」タブに切り替えて、画像を右クリックしましょう。右クリックメニューから「強化」を選択します。

    強化メニュー

    すると強化のプレビュー画面が表示されます。「スーパー解像度」にチェックを入れて、「強化」をクリックすればスーパー解像度が適用されます。画面上では強化に必要な予測時間が表示されます。スーパー解像度の適用にかかる時間は写真のサイズやPCの性能によって影響されます、完成するまで少し待ちましょう。

    強化のプレビュー

    ・スーパー解像度のメリット

    Lightroomのスーパー解像度はとても魅力的な機能です。そのメリットについて、改めて見ていきましょう。

    【古いカメラや携帯電話の画像でも高解像度の画質にできる】

    カメラや携帯電話などはどんどん性能が良くなっています。そのため、久々に古いものを使ってみるとその画質の荒さに驚かされることもあるでしょう。そういった画像であっても、Lightroomのスーパー解像度の機能を使えば高解像度の画質にできるのです。昔の思い出を鮮明な画像として残すことも可能です。

    【トリミング後でも必要な画質を保つことができる】

    画像のトリミングは日常的にもよく使うかと思いますが、その際にぼやけてしまうのが気になっていたという方も多いのではないでしょうか?Lightroomのスーパー解像度の機能を使えば、トリミング後でも必要な画質を保つことができます。安心してトリミングができるようになるでしょう。

    【大きな印刷物もより綺麗に仕上がる】

    魅力的な画像でもそれをポスターなどの大きな印刷物にすると、全体がぼやけてしまって魅力が伝わらないといったこともあるでしょう。実際に、大きな印刷物ではより多くのピクセルが必要になります。Lightroomのスーパー解像度の機能を使えば、大きな印刷物にする際でもより綺麗に仕上がるようになります。

    【より被写体に近づくことができる】

    今は接写モードといったものもありますが、やはり被写体に近づくと思うようにピントが合わずにぼやけてしまうことがあります。そのため、あえて距離を確保した上で撮影をしているという方も少なくありません。ただ、Lightroomのスーパー解像度の機能があれば、ピントが合わずにぼやけているものも鮮明でクリアな状態に仕上げることができます。思い切ったクローズアップ写真も撮影できるようになるはずです。

    ・左手デバイスTourBoxでスーパー解像度も効率的に使いこなす

    Lightroomの新機能であるスーパー解像度についてお話ししました。とても魅力的な機能ですし、実際にスーパー解像度の機能を使いこなすことによってより素晴らしい作品に仕上げていくことができるでしょう。

    ここでLightroomの作業効率を高める左手デバイスTourBox Eliteもお勧めします。カスタマイズ性の高いツールで、各ボタンの機能を自由に設定でき、自分に最適なプリセットを作成可能です。TourBoxに開発されたLightroom用のビルトイン機能によって、コントラストやシャドウ、露光量、色温度などのパラメータを瞬時的にアクセスでき、マウスでパネルから選択する必要がありません。あとはノブを回すだけで様々なパラメータを手軽に調整できます。

    *ビルトイン機能は「Lightroom Classic CC」用に開発されるため、「Lightroom CC」では利用できません、ご注意ください。

    TourBox Elite

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