Microsoft Edgeは、モダンなブラウザとして様々な機能を備えています。その中でも、ユーザーのプライバシーを守るために提供されているのが「シークレットモード(InPrivate)」です。この記事では、シークレットモードの基本的な機能や使い方、さらにそのメリットと注意点について詳しく解説していきます。普段のブラウジングをもっと安心して行いたい方は、ぜひご一読ください。
シークレットモード(InPrivate)は、ブラウジング履歴やCookie、キャッシュ、フォームへの入力情報などがブラウザに保存されない一時的なブラウジングセッションを提供する機能です。通常モードでは、これらの情報がブラウザに保存され、後でアクセスする際に便利ですが、InPrivateモードを使えば、それらのデータがブラウザを閉じるとすべて消去されます。
シークレットモードを使うと、訪れたウェブページやダウンロード履歴が保存されません。
サイト間を移動してもCookieが残らないため、ログイン情報や設定がセッション終了後に消去されます。
名前や住所、クレジットカード情報などの入力データが記憶されないため、プライバシーを守ることができます。
Microsoft Edgeのシークレットモードは二つの起動方法があります。どれも簡単ですので、以下の手順で操作すれば、すぐにプライバシー保護されたブラウジングを開始できます。
1.Microsoft Edgeを起動します。
2.右上にある「設定とその他」ボタン(縦に並んだ三つの点)をクリックします。
3.ドロップダウンメニューの中から「新しい InPrivate ウィンドウ」を選びます。
もう一つの方法として、キーボードショートカットを使うこともできます。次のショーカットキーを押すだけで、即座にシークレットモードを起動できます。
Windows: Ctrl + Shift + N
Mac: Command + Shift + N
新しいInPrivateウィンドウが開いたら、通常のブラウジングと同じようにウェブサイトにアクセスできます。セッションが終了した後は、ウィンドウを閉じれば、すべてのデータが自動的に消去されます。
シークレットモードは、特にプライバシーを重視したいときに便利な機能です。以下に、シークレットモードを使う主なシチュエーションとその利点を紹介します。
自宅や職場の共有PCで、他のユーザーに見られたくないサイトを閲覧する際に役立ちます。ブラウジング終了後に履歴やCookieが残らないため、次にPCを使用するユーザーにプライバシーが漏れる心配がありません。
シークレットモードでは、検索履歴やサイト訪問履歴が保存されないため、特定のプライベートな情報を調べる際に最適です。例えば、サプライズのプレゼントや、個人的な病状について調べるときなどに、履歴が残らないのは安心です。
通常のブラウジングでは、Cookieによって広告やウェブサイトの動作がパーソナライズされますが、シークレットモードではこれらが保存されません。そのため、パーソナライズされていない状態でウェブページを確認したり、サイトのテストを行ったりする際に便利です。
以上はMicrosoft Edgeのシークレットモード(InPrivate)について紹介しました。InPrivateを使えばより安全なブラウジングできます。ただしCookieやサイトデータを保存しないため、サイトの読み込みは遅くなる、IDやパスワードを毎回手動で入力する必要があるなどのデメリットもあります。必要によって通常モードとInPrivateを使い分けましょう。
InPrivateウィンドウはメニューから選択、もしくはショートカットキーを使用して開くことができます。より便利に開けたいなら、ショートカットキーをTourBoxのボタンに設定して、ワンクリックInPrivateウィンドウを開くことも可能です。TourBoxは創作用左手デバイスのイメージが強いですが、Edgeのようなブラウザアプリにも対応しますので、ぜひ活用してください。