モーション作業を効率化する機能 powered by TourBox Elite

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    皆さんこんにちは!Ae作業はマウスを使いますか?ショートカット多めですか?モーション作業する時に使う機能はたくさんありますが今回は外部デバイスのTourBox Eliteに割り当てて効率化する方法を考えてみたいと思います。

    よく使う機能なのに割り当てがない

    アフターエフェクツ作業でいつも思うんですがよく使う機能なんだけど、初期では割り当てないんだよなぁっていう事がAeはよくあります。例えば次元に分割なんかは最初から割り当てられててもいいと思うんです。

    TourBox Elite

    このデバイスの最大の特徴は多彩な物理キーが用意されていること。ボタンやダイヤルなど機能のイメージに合わせて色々な物理キーにショートカットが割り当て可能です。ただ割り当てるだけでなく直感的に合わせていくのが馴染みやすい理由なのかもしれません。

    シェイプレイヤーの作成

    空のシェイプレイヤーの作成はなぜかショートカットが用意されていません。リピーターを使ったマイクロインタラクションな作る場合などにも瞬時に作れるようにしておくと効率アップです。TourBox Eliteのオススメの物理キーはボタンタイプですね。作る=押すっていうイメージです。

    グラフエディターの切り替え

    グラフエディターはSHIFT + F3というショートカットが用意されていますが、完全に手の構造上厳しくない?という配置。(自分は指が短いのもありますが。。。)キーフレーム調整は作業頻度が多いので割り当てておきましょう。TourBox Eliteの物理キータイプはコレもボタンタイプがいいかなと。押して切り替えるってイメージの連動です。

    次元に分割

    位置プロパティはXとYを別々のプロパティに分割できますがショートカットの割り当てはされていません。バウンスなどの表現をするには欠かせない機能になっていますよね。

    環境設定からデフォルトでオンにできるようになりましたがモーションパスを使いたいこともあるので任意に変えられるようにしておきましょう。TourBox Eliteの物理キーはサイドボタンにしてます。タイムラインを横から切り替えるイメージ。

    描画モードの変更

    レイヤーの描画モード変更は⌘ + ^、⌘ + -で変更可能ですがキーを2つ使用するので目線が一度キーボードに下がってしまい作業に集中できなくなってしまいます。そこでTourBox Eliteのダイヤルにコレを割り当てることで画面から目を離さずに切り替えて結果を判断する事が可能です。結構地味ですがこういうの大事。

    コンポジションの拡大率

    作業中コンポジションを引いたり近くに寄ったりする事は多くあるのですがここも画面から目を離したくないので既存のショートカットの[,]や[.]よりもTourBox Eliteのダイヤルに割り当てるのがオススメです。コロコロ動かしながら拡大率は調整していたのでこのショートカットはダイヤルタイプに割り当てました。

    より使いやすいようにしていく作業

    こうやって物理キーに割り当てていく基準は以下にしています。
    ●使いにくいキーの組み合わせになっている
    ●初期ではショートカットの割り当てがない

    既に割り当てられているキーは基本変更せずに未割り当てキーに当てることで通常の使い方を損なうことないようにしています。基本は変えず追加していくスタイルですね。みなさんも物理デバイスを一度手に取ってみてくださいね!それでは!

    *本記事は映像講師ヤマダイさんからVookに投稿した記事の転載になります。
    元記事URL:https://vook.vc/n/5365

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