Photoshopは高機能な画像編集ソフトですが、利用するにはお金もかかります。同じくらいの機能が使えて、もっとコスパの良いソフトはないか?と探している方へ、今回はPhotoshopの代替フリーソフトを厳選してご紹介します。
GIMPはオープンソースのソフトで、Mac、Windows、Linuxなどプラットフォームを全部対応でき、汎用性が高いのも魅力のひとつです。レイヤー機能、エフェクト、ブラシ、レベル補正、描画モードなど、Photoshopと遜色ない機能を搭載し、Photoshop専用のpsd形式のファイルを読み込むこともできますので、Photoshopの代用としてはまさに適任です。
特に便利なのは、使い方の解説に関する情報が多いことです。GIMPに関する書籍もありますし、ユーザーが多いことから使い方を解説したブログやYouTube動画が多数公開されていることから、初心者でも迷わず使うことができるでしょう。
Pixlrは2008年8月から提供されている無料編集ソフトです。ブラウザで開くとすぐに使えます。有料プランもありますが、基本的な機能は全て無料で利用でき、世界中の多くクリエイターに使われています。
開発元のオートデスク社は元々3Dソフトで有名な会社なのですが、その技術がPixlrにも使われていることから、Photoshopと肩を並べるほどの高機能なソフトです。明るさ調整、サイズ調整、ブラシツール、レイヤー機能、フィルタ機能など画像処理によく使われる機能も完備しています。そのほか、写真の加工に特化しているPixlr Xも無料で利用できます。テンプレートも豊富なので、編集初心者はこちらで操作に慣れてから、Pixlr Editorを使うと良いかもしれません。
会員登録などの面倒な手続きも不要で、ブラウザ上ですぐに編集を始められるのが便利な「Photopea」。インストルールが不要なので、パソコンの容量が心配な人でも安心して使えます。一応有料版もありますが、広告が消える、操作履歴の件数が増える程度の違いなので、無料版で十分です。
psdファイルはもちろん、JPEG、PNG、DNGなどのファイルに対応しており、どのOSでも使うことができます。明るさ・色調補正、ぼかし、スポット修正など細かい編集を行うことが可能です。
こちらはベクター素材を扱うための編集ソフトです。画像のサイズを変更しても画質が変わらないため、様々な大きさのデザインに対応できます。PhotoshopとIllustratorのいいとこ取りをしたようなソフトで、Macはもちろん、Windows、Linuxにも対応しており、プラットフォームを選ばないのも幅広く使われている理由でしょう。ブラシツールやものさしツールが充実しており、デザイナーだけでなくイラストレーターにも人気のソフトです。
「Krita」は画像編集に少し慣れてきた人におすすめの無料ソフトです。オープンソースのフリーソフトですから、完全無料で使えるのですが、Photoshopに負けずとも劣らない機能と、とても人気があります。
特に人気なのはブラシ機能で、様々なカスタマイズが可能です。カスタムショートカットを作成できること、ペンタブと連携できることから、プロのアーティストにも使われています。ラスタ形式のグラフィック作成に対応しているので、写真の加工だけでなく様々なグラフィックデザインが可能です。
直感的な操作で編集初心者でも簡単に使えるのが魅力の「Canva」。ブラウザ上で利用できるので、インストルールする手間が不要です。写真を読み込むことも可能ですし、PixabayやPexelsといったフリー素材サイトから直接画像を検索できるのが便利です。
デザインを作ったら、TwitterやFacebook、Pinterestなどに直接投稿できるのが大きなメリットで、モバイルアプリを使えばInstagramへの直接投稿も可能です。有料版もありますが、基本的な機能は無料版で十分です。
Seashoreは、macOS用のフリーのオープンソース画像エディターですが。最初にご紹介した「GIMP」をMac用にアレンジしたもので、起動時間が早いのが特徴です。日本語未対応ですが、ツールアイコンは一般的な画像編集ソフトと同じなので、写真加工などやったことがあれば、基本感覚的に操作できます。
画像の編集には様々なツールを使いますが、それを全てマウスとキーボードで操作するのは非常に非効率です。大量のショートカットを覚える必要があり、組み合わせによって押しずらいキーもあります。そこで使って欲しいのが左手デバイス「TourBox Elite」です。ソフト内の様々な操作は全て左手でコントロールできるようになります。
画面の操作やツールの切り替えも左手だけで手軽にできるので、作業効率がぐんとアップ。大幅な時間短縮になるでしょう。普段使っているショートカットを本体のボタンに割り振ってカスタマイズもできる「TourBox Elite」で、画像編集作業をもっと快適にしませんか?