Adobe Premiere Elementsは有名な大手ソフトウェアメーカーAdobeが提供している動画編集ソフトです。Adobeの動画編集ソフトといえばPremiere Proが有名ですが、Premiere Elementsとの違いはあるのでしょうか?本記事ではPremiere ElementsについてPremiere Proと比較しながら紹介していくので、是非参考にしてみてください。
まずはユーザーのイメージから、Premiere Proは中級者~上級者向け、Premiere Elementsは初心者向けとなっています。この違いがこれから紹介する全ての違いに関わってきます。
Premiere Proはプロが使うほど多機能ですが、Premiere Elementsは初心者でも使いやすい機能が揃っています。機能の数で言うとPremiere Proには及びませんが、Premiere Elementsには自動編集機能などがあり、手軽に動画編集をすることが可能です。
Premiere Proは月額か年額のサブスクリプションです。値段は月額3828円、年額だと28776円とかなり高額です。対してPremiere Elementsの方にはサブスクリプションは無く、買い切りで19580円とPremiere Proに比べてかなりお得な値段となっています。
Premiere Proはサブスクリプションなので毎月最新バージョンに更新されます。対してPremiere Elementsは再度購入するまで最新バージョンにはなりません。1度購入したことがある場合はアップグレード版というお得なバージョンがあります。
動画編集の仕事をしたい、本格的な編集作業をしたい場合はPremiere Proがおすすめです。Premiere ElementsはPremiere Proほどの機能が揃ってないため、仕事レベルの編集をするには不向きといえます。また実績としてもPremiere Proの経験年数の方が重視される傾向にあります。
コストを安く抑えたい場合にはPremiere Elementsがおすすめです。初心者向けとはいえ、基本的な編集機能は揃っていますので、Proの値段が高いと感じるならPremiere Elementsの方がお得になります。
動画編集を1から学びたい場合はPremiere Elementsがおすすめです。理由はPremiere Elementsには各機能のガイド機能が充実していて、初心者でも効率的に動画編集の基本を学べるからです。将来プロを目指す場合でもPremiere Elementsから入る方が学びやすいといえます。
いかがでしたか。Premiere Proは強力な動画編集ソフトとして、あらゆる機能を完備していますが、その反面、初心者にとっては操作が複雑で、難しいと感じるかもしれません。動画編集を始めたばかり、もしくは手軽さを求める方なら、Premiere Elementsの使用も検討してみると良いかもしれません。
そしてPremiere ElementsとPremiere Proも、左手コントローラーTourBoxシリーズと合わせて使用すれば、より快適で動画編集の作業を進行できます。動画編集中でよく調整するパラメータ、例えば色調、露光量、色温度をTourBox EliteやTourBox NEOのボタンに登録すれば、ソフト使用中はボタンを一回押すだけで素早くそのパラメータにアクセスできます、ソフト画面からその項目を見つけ出し、選択する必要がありません。あとはノブを回せば直感的に数値を調整できます。
タイムラインの移動も同じく回転操作で直感的に行えます。TourBoxでの回転操作のスピードは変更できますので、1フレームずつ移動する、もしくは高速に移動するのも、好きなように自在にコントロールできます。