フェードインとフェードアウトは動画編集の中でよく使われる機能です。今回は左手デバイスTourBoxを利用して、動画編集ソフトDavinci Resolveでフェードイン・アウト効果を便利に適用する方法を紹介します。
フェードイン・フェードアウトは動画、音声の編集にもよく使われます。フェードインが動画の画面がだんだん明るくなり、音声のボリュームがだんだん大きくなることです。逆にフェードアウトは画面がだんだん薄くなり、音量がだんだん小さくなります。
単独で使用する以外、二つのクリップの間で「クロスフェード」というエフェクトで繋ぐ状況も多いです。クロスフェードは前のクリップをフェードアウト、後ろのクリップをフェードインさせて、動画シーンの切り替えをよりスムーズにできます。
Davinci Resolveでは再生ヘッドまでフェードイン、フェードアウトのキーボードショートカットがあります。フェードインはSHIFT+ALT+D(Macの場合はSHIFT+OPT+D)、フェードアウトはSHIFT+OPT+G(Macの場合はSHIFT+OPT+G)です。どちらの三つのキーを同時操作する必要がありますので、作業中で押すにはちょっと不便ですね。
しかしこの二つのショートカットをTourBoxに登録すれば、指先でワンクリックして簡単にフェードイン・フェードアウトを適用させます。再生ヘッドの移動もTourBoxのノブやダイアルで操作できますので、Davinci Resolveのフェードイン・フェードアウトはTourBoxを使えば片手だけて完成できます。
フェードイン、フェードアウト以外、トランジション効果の追加も、TourBoxによって操作できます。DaVinciではトランジション追加にCtrl+T(Macの場合はCMD+T)というキーボードショートカットが配置されています。このショートカットもTourBoxのボタンに登録すれば、トランジションの追加も便利に完成します。ビデオのみのトランジションを追加、オーディオのみのトランジションを追加にもショートカットがありますので、必要によってTourBoxに設定すれば、編集作業はより快適になります。
ビデオのみのトランジションを追加
Windows:Alt+T
Mac:Opt+T
オーディオのみのトランジションを追加
Shift+T
以上は左手デバイスTourBoxを使って、DaVinci Resolveでクリップにフェードイン・フェードアウトを適用するやり方について紹介しました。複雑なキーボードショートカットを覚える、操作すると比べて、TourBoxでは指先だけで簡単に操作を完成可能です。そしてDaVinci Resolveだけでなく、Premiere ProやFinal Cut Proなど動画編集ソフト中の様々な工程も同じようにTourBoxのボタンに登録できます。片手にTourBox、片手にマウス、動画を今までにないほど効率的かつ感覚的に編集できます。