Premiere Proでプロジェクトの編集作業を完成したら、最後のステップは書き出して動画ファイルとして保存することですね。動画の投稿先や再生端末などによって、異なる解像度とアスペクト比の動画を複数出力する必要がある状況もあります。TourBoxを使えば、ワンクリックで異なる設定の動画を一括出力することが可能です。ぜひ本記事で紹介するやり方で作業を効率化してみましょう。
まずPremiere Proを起動して、書き出したいプロジェクトを開きます。「書き出し」ページで「…」をクリックしてから「メディアファイルの保存先を追加」をクリックして、必要によってカスタム保存先をいくつか作成して、名前を付けます。
そして各保存先を開いて、中にあるフレームサイズ、縦横比などのパラメーター調整します。これで動画を書き出す時設定通りのファイルを出力できます。
Premiere Proでカスタム保存先を作成したら、TourBox Consoleを開きます。書き出しに使いたいボタンを選択して、機能設定で「マクロ」を選択します。「マクロ」を使えば、一連の操作を自動的に完成できますので、保存先の選択と書き出しボタンをクリックなどの操作をマクロに組み込んで、TourBoxのボタンに設定すれば、ボタンを押して複数の動画を出力できます。
具体的にマクロに以下のActionを追加します:
1、CMD+M(書き出しへ移動するショートカット)
2、各カスタム保存先のスイッチの座標を指定して、そこでダブルクリック
3、「書き出し」の位置をダブルクリック
そして実際に操作する時、各ステップの間に一定の反応時間が必要ですので、ACTIONの間に1000msの遅延を入れましょう。
これでPremiere Proで編集作業を完成したら、マクロを設定したボタンを一回押すだけで、書き出し画面に移動→カスタム保存先を選択→動画を書き出す、この一連の操作が自動的に完成され、従来の操作より遥かに便利で動画を出力できます。
動画の書き出しだけでなく、編集作業中のツール選択、再生ヘッド移動、パラメータ調整などいろんな操作も、TourBoxに登録して効率的に完成できます。TourBoxのすべてのボタンもカスタム可能ですので、思うままに自分に最適なプリセットを作って、プレミアプロでの動画編集を加速させよう!