Photoshopでは描画色や背景色のようなカラーを変更する時よくカラーピッカーを使用します。カラーピッカーはツールバーやパネルなどから呼び出せますが、毎回わざわざマウスやペンで移動して選択、操作するのもちょっと面倒ですね。
実はカラーピッカーは必要な時にカーソル位置で呼び出すことが可能です。さらに左手デバイスでTourBoxを使えば、普段のやり方より便利に操作できます。本記事ではその設定方法を紹介します。
実はPhotoshopではキーボードショートカットを使用して、カーソル位置でカラーピッカーを呼び出すことが可能です。macOSはOPT+CMD+CTRL+マウス左ドラッグ、WindowsはALT+SHIFT+マウス右ドラッグになります。カラーピッカーを呼び出した後、マウスのドラッグで丸を移動してカラーを設定します。
上記の通りPhotoshopではキーボード+マウスのショートカットでカーソル位置でカラーピッカーを呼び出せますが、複数のキーを押しながらマウスでドラッグする必要があり、実際に操作する時はちょっとやりづらいですね。
そこで、キーボードの方の操作をTourBoxに設定して、TourBox+マウスを使用すれば、キーボードより簡単にカラーピッカーを呼び出せます。TourBoxの全ボタンはカスタム可能ですので、操作しやすいボタンにALT+SHIFT(Macの場合はOPT+CMD+CTRL)を設定ましょう。そしてPhotoshopでボタンを押しながらマウスやペンでドラッグすれば、カーソル位置にカラーピッカーを呼び出すことができます。
今回はPhotoshopでカラーピッカーをカーソル位置で呼び出す方法について紹介しました。キーボードショートカット+マウスでも操作できますが、TourBoxにカラーピッカーのショートカットを押しやすい位置に設定すれば、より便利に完成できます。
TourBoxのすべてのボタン機能は自由にカスタム可能です。カラーピッカー以外のツールや機能も好きなように割り当てできます。特に拡大縮小、ブラシサイズ調整、回転のような操作はノブやダイヤルなどで操作できますので、従来のやり方と比べてより感覚的、より効率的にPhotoshopでの作業を進めることができます。