クリエイター向け左手デバイスTourBoxシリーズ。すべてのボタンを自由にカスタムでき、ユーザーが自分の習慣に合わせて最適なプリセットを作成できることが特徴の一つです。TourBox EliteとTourBox NEOでのボタン数は14個ですが、ダブルクリックや組み合わせも対応しますので、一つのプリセット内で50種以上の項目を設定できます。(2022年10月時点、今後増加する可能性あり)
ではTourBoxは一つのプリセットで最大50種ぐらいの機能しか操作できないということでしょうか?いいえ、TourMenuを利用すれば、操作できる機能の数を大幅に増えることができます!
TourMenuはTourBoxシリーズの専用ソフトウェア、TourBox Consoleのバージョン3.1.0から追加されたカスタマイズメニュー機能です。複数のショートカットキー・マクロ・ビルトインを一つのTourMenuにまとめて、いつでも簡単に呼び出して機能を簡単に実行できます。
最初にリリースする時は一つのTourMenuに10個の操作を設定できますが、現在TourMenuの最大設定数は15個までに増えました。機能やツールをTourMenuに設定して、そしてTourMenuをTourBoxのボタンに登録すれば、いつでも簡単に呼び出すことが可能で、手軽に機能を選択と実行ができます。
1、TourBox Consoleを起動し、TourMenuを使いたいプリセットを選択します。プリセット設定画面でTourMenuを設定したいボタンをクリックし、設定画面で「TourMenu」を選択します。
2、ここで「+」をクリックして、TourMenuの名称を入力すれば、TourMenuを新規作成できます。
3、後は「+」をクリックして、TourMenuに入れたい操作を設定します。キーボードのショートカットキー以外、マクロとビルトインも設定可能です。ショートカットの名称(タグ)も個別できますので、わかりやすい名前をつけましょう。設定完了後は右下の「OK」をクリックすれば、TourMenuの作成は完成です。
これでTourBoxを使用する時、TourMenuを設定したボタン押せば、いつでもTourMenuを呼び出せます。まずノブもしくはスクロールでTourMenu内の項目を選択し、そしてトールボタンを押せば、設定された操作は実行されます。キーボードとマウスに触れる必要がなく、指先だけでTourMenu内の機能を全部便利に届きます。
以上カスタマイズメニュー機能、TourMenuの紹介です。写真編集での常用ツール、動画プレビューの再生速度、イラスト制作の各種ペンなどをTourMenuにまとめれば、マウスカーソルで選択やキーボードのショートカットキーより遥かに素早く使いたい機能をアクセスでき、作業の効率を飛躍的に向上できます。一つのプリセット内で複数のTourMenuを設定することも可能ですので、TourBoxで完成できる操作の数も大きく増えます。作業中で行うほぼすべての操作をTourBox EliteやTourBox NEOだけで完成するのも可能になります!