Photoshopのスタート画面では「最近使用したもの」が表示され、最近編集や開いた事があるファイルを素早くアクセスできます。しかし、時にはこの履歴を非表示にしたり、特定のファイルを削除したいというケースもあります。特に共有したパソコンで作業している場合や、プライバシーを守りたいときには履歴の管理が重要になります。この記事では、Photoshopで最近使用したファイルの履歴を削除、または非表示にする方法をわかりやすく解説します。
Photoshopの「最近使用したもの」とは、ユーザーが直近で開いたファイルのリストのことを言います。スタート画面や「ファイル」メニューから確認でき、頻繁に利用するファイルに素早くアクセスできる便利な機能です。ただし、この機能はすべての人にとって常に必要というわけではありません。例えば、プライベートなプロジェクトを進めている場合や、作業の流れを整理したいときには、履歴をクリアしたり、完全に非表示にしたいと感じることがあるかもしれません。
「最近使用したファイル」の履歴をすべてクリアする方法は簡単です。この操作を行えば、直近で開いたファイルのリストがリセットされ、プライバシーの保護や整理がしやすくなるでしょう。
①Photoshopを起動
②上部メニューから「ファイル」をクリック
③「最近使用したファイルを開く」から「最近使用したファイルのリストを消去」を選択
これで、最近使用したファイルの履歴がすべて削除され、次に新しいファイルを開くまで「最近使用したファイル」の中身は空になります。
履歴を全クリアする以外、「特定のファイルだけを履歴から削除したい」と思う方も多いと思います。しかし、残念ながら、Photoshopには個別の履歴項目を選択して削除する機能は備わっていません。ですが、ある方法を使うことで履歴の個別削除を実現することができます。それはファイル自体をPC上で移動、または削除することです。ファイルが元の保存位置からいなくなれば、Photoshopでの履歴も自動的に消去されます。
①ファイルエクスプローラー(Windows)やFinder(Mac)を開きます。|
②Photoshopでの使用履歴を削除したいファイルを探します。
③そのファイルを削除するか、別のフォルダに移動します。
この方法を使うことで、特定のファイルをPhotoshopの「最近使用したファイル」から手軽に消すことができます。Photoshopの機能としては存在しませんが、必要であればパソコン本体からファイルを移動もしくは削除を行い、うまく対応しましょう。
履歴そのものが不要だと感じる場合は、Photoshopの設定で「最近使用したファイル」リストの表示を非表示にすることもできます。これにより、Photoshopのスタート画面や「ファイル」メニューに履歴が表示されなくなり、シンプルな作業環境を維持できます。
①Photoshopを開く
②上部メニューから「編集(Windows)」または「Photoshop(Mac)」をクリック
③「環境設定」を開き、その後「ファイル管理」をクリックします
④「最近使用したファイルのリスト数」というオプションが表示されるので、これを「0」に設定します
これで、履歴の表示が一切されなくなります。履歴を管理したくない方や、常にクリーンな状態でPhotoshopを使用したい方にはおすすめの設定です。
Photoshopの「最近使用したもの」は最近開いたことがあるファイルを素早く開くことが可能で、前回の作業を続くなどの場合は便利です。逆に使用履歴を表示されたくない場合、この「最近使用したもの」リストをすべて非表示に設定することもできます。個別の履歴を非表示させたいなら、本体のファイルを移動もしくは削除することで実現可能です。実際の必要によって活用しましょう。
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