ショートカットキーが多く存在するPremiere Proで編集をする際に重要になってくるもの。それは『どんなコントローラーを使用するか』というところにあります。多機能コントローラーを導入することで、マウスとキーボードだけの作業より効率が大きく変わります。
しかし多くのコントローラーが存在する中で、自分にあったものがどれなのかを探さなければなりません。今回はPremiere Proを基準とした『おすすめのコントローラー』を4選紹介させていただきます。
TourBox Eliteは画像編集・音声編集・映像編集・イラスト制作・グラフィックデザイン・カラーレーディングなど様々な用途に対応できる左手コントローラーです。ショートカットをデバイスのボタンに登録することによって、大量の操作を片手で便利に操作できます。さらにPremiere Proでよく操作するタイムラインの移動やトラックの拡大縮小はダイヤルとノブなどの回転操作でコントロールでき、マウスとキーボードを超える快適な操作を体験できます。汎用性も優秀で、Premiere pro以外、Davinci Resolve、Final Cut Proなどの動画編集ソフトはもちろん、そのほかPhotoshopやLightroom、クリスタなど画像編集や絵描き用ソフトも全て対応します。
フィンランドで設計された『Loupedeck CT』は主に写真編集・ビデオエディター・音楽・デザインに特化したカスタム編集コントローラーです。事前設定のworkspacesが付属しており、カラーグレーディングやレタッチ・編集などの機能が搭載されています。価格は69980円で高額ですが、代わりに操作子の数が多く、様々な機能を登録することが可能です。
対応可能ソフトは以下のものとなっています。
・Adobe Lightroom Classic
・Camera Raw搭載 Photoshop CC
・Premiere pro CC
・After Effects
・illustrator
・Audition
・Final Cut Pro X
・Ableton Live 10
このコントローラーもLoupedeck社が開発・販売するコントローラーで、主に写真・動画編集で使われます。コントローラーがフルキーボードと同じようなサイズ感となっている為、新規導入した際の違和感は少なく作業することが出来ます。ボタンやダイヤル、つまみの個数もかなり多く設置してあるのが特徴です。価格は34630円で、Loupedeck CTより低めに設定されています。
対応ソフトは以下のものとなっています。
・Lightroom Classic
・Photoshop CC
・Camera Raw
・After Effects
・Final Cut Pro X
・Audition
・Premiere Pro CC
Orbital2はブレインマジック社が開発した左手デバイスです。スティック型のデザインを採用し、今回紹介するコントローラーの中で一番小さい手のひらサイズになっています。TourBoxシリーズと同じくカスタマイズ型のコントローラーで、ダイヤルやボタンの機能を自由に設定可能ですので、Premiere Pro以外にも対応できるソフトウェアの数も多いです。片手で操作でき、手の疲労軽減や腱鞘炎予防にも効果があります。価格は35200円になります。
以上、Premiere Proの使用に向けてオススメのコントローラーを4選ご紹介させていただきました。今行っている作業をよりシームレスに行う為にも、自分に合った最高のコントローラーを見つけ出して導入してみてはいかがでしょうか?
今回紹介するコントローラーの中で、TourBox Eliteは唯一Bluetooth接続が対応な片手コントローラーで、Premiere Pro以外にも数多くのクリエイティブソフトに対応します。世界中で10万人以上の方が愛用してくださっています。人間工学に基づいたデザインにより、初心者でも簡単に取り扱うことが出来、画面に集中しながら作業をシームレスに進行できます。興味があればぜひ使ってみてください。