*本記事はイラストレーター蒼巳生姜さん(https://x.com/syo_u_ron)から作成、提供いただいた記事になります。
キャンバスをマウスでスクロールしたり自分が見やすい方に整えたり…かなりストレスだと思います。そこで使うのがスクロールやリセットボタン!TourBox初心者でも簡単な設定で自由自在にキャンバスを操れます!
キャンバスを動かすことを左手に任せましょう!
・キャンバスの回転
・手のひら
・拡大縮小
・左右反転
・キャンバスリセット
これを割り当てるだけでスムーズにキャンバスを動かし想像以上に捗ります。ひとつづつ見ていきましょう!
イラスト制作時に角度を変えることで描きやすくなる、バランスを整えやすくなることから頻繁に使うキャンバスの回転。ショートカットキーはRですが、Built-inにあらかじめ入っているキャンバス回転をクリックするだけでTourBoxに割り当てられます!割り当てるボタンはTourBoxの一番おおきい左下のダイヤルボタン。
キャンバスを描きやすい位置にぱっと移動するだけでかなり時短になることに気づきました。ショートカットキー H を左手親指が押しやすいショートボタンに割り当てるだけで自由自在にキャンバスを動かせます!
遠目から見る、近くに寄って見る、確認する。こういった単純作業もマウスホイールを使うことなくTourBoxに割り当てればペンを持ちながらマウスをいじることなくツールが使えます!
マウスホイールはBuilt-in→一般→マウスに入っています。ここで通常の「マウスホイール」を割り当ててもいいのですが、左手だと拡大縮小を間違えやすいので私は「マウスホイール逆方向」にスクロールボタンに割り当てています。
スクロールボタンを上に上げれば拡大
スクロールボタンを下に下げれば縮小
という形にすれば誤作動が抑えられました!
絵のバランスを見るときや描きにくいところを反転して描くことで時短になります。左右反転はショートカットキー設定→メインメニュー→表示→左右反転 でショートカットキーを割り当てからTourBoxに割り当てましょう。
手のひらツールを割り当てたショートボタンを基準に、左右に反転したい、という気持ちから二つボタンを使うことで間違えにくいトール+ショートに割り当てました。こうすることで、手のひら→左右反転と流れ作業がしやすくなります。
今までのツールをすべてリセットして垂直で枠内に収まるキャンバスにしましょう。ここでは【全体表示】+【回転リセット】を合わせることで一発で枠内にピシッと収まる動作を割り当てています。
①ツールの操作は ショートカットキー設定→メインメニュー→表示→回転・反転をリセット にショートカットキーを割り当てます。
②もう一つ、全体表示のショートカットキー設定→メインメニュー→表示→全体表示 にショートカットキーを割り当てておきます。
TourBoxの手のひらツールを割り当てているトールボタンを基準に、拡大縮小を割り当てていたスクロールボタンも使いマクロを割り当てます。
トールボタン+スクロール下
マクロ→マクロリストを作成→全体表示と回転リセット(お好きな名前)→①②のショートカットをリストに入れます。ショートボタンとスクロール下をすっと押すとキャンバスが枠内にピシッとハマり気持ちが良いですよ!
少しの工夫が創作時間の短縮にすごく役立ちますね!左手の相棒、TourBoxを買ったばかりでも何を入れようかなとと迷ったらまずはキャンバスの動きから設定してみましょう!ひとつひとつ割り当てればそのあとは慣れるだけ!もちろんカスタマイズして自分好みにすることでさらに作業効率アップします!かっこいいTourBoxをたくさん使い込んでいきましょう!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
素敵な創作時間を!