「Adobe Bridge」は、写真やアプリケーションを管理することに特化したアプリケーションです。写真の編集や加工をおこなうアプリではなく、画像をまとめて管理し表示することや、Adobe関連アプリケーションを連動させて編集・加工をすることができます。
Adobe Bridgeはそもそも、アプリケーション単体として提供されているものではなく、PhotoshopやLightroomを利用することで、プランに入っている無料アプリです。Adobe関連の写真編集・加工ツールを使っているなら、使い方を知っておくと作業効率がアップするはず。この記事では、Adobe Bridgeの特徴としてメリット・デメリット、使い方を徹底解説します。
Adobe Bridgeの特徴として、まずはメリットからお伝えしていきます。
①写真の管理が楽になる
②PhotoshopとLightroomを連動できる
③写真の情報を確認しやすい
ここからは各メリットについて詳しくご紹介します。
Adobe Bridgeを活用することで、さまざまな場所に保存されている写真を一括して自分好みにまとめられます。パソコン本体やPhotoshop、Lightroom上のあちこちに保存されたデータを、一括で表示させられるアプリというイメージです。ラベル付けやレーディングという機能を使い、自分のニーズにあわせて写真をまとめることができます。
通常であれば、Photoshopで修正した画像をLightroomで現像し、また修正が必要になればPhotoshopに読み込みしなおして修正…と、修正には手間がかかります。しかしAdobe Bridgeを活用することで、写真をAdobeツール間で共有することが可能です。
Adobe Bridgeで写真を管理すると、F値、シャッタースピード、ISO感度、撮影機材などの情報を簡単に確認できます。「この写真、どう撮ったっけ」なと、設定値を後々確認しやすいので、自分の色を出して撮影を楽しみたいときにも便利です。
Adobe Bridgeは無料で使えるにも関わらず、機能が充実しているので、Adobe関連サービスで写真を編集・加工している人なら活用しない理由がありません。基本的にはデメリットはありませんが、しいて言うのであれば「保存できるソフトではない」ことです。
つまり、元のデータがパソコン上でアクセスできなければ、表示することができません。たとえば外付けHDに保存しているデータであれば、外付けHD本体をパソコンに接続しておかなければ、表示や管理ができないということです。あくまで既存のローカルファイル表示や管理に特化したアプリだと思っておきましょう。
Adobe BridgeはPhotoshopやLightroomに契約している人なら無料で使えるので、試してみてはいかがでしょうか。写真の管理、分類は手軽になり、各Adobeアプリの連動もできますので作業もいろいろ便利になります。
PhotoshopやLightroomのあらゆる操作を片手で完成できる左手デバイスTourBoxシリーズはAdobe Bridgeにも対応します。デフォルト搭載のオートスイッチ機能によって、複数のソフトを使用する時も、実行中のソフトを自動的に認識し、プリセットを切り替えます。写真の選択、編集から整理、レーティングなど、写真関連作業の最初から最後まで、すべてTourBoxによって効率化できます。