2025/4/22 15:49:10
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Max/Mspビルトイン機能使用説明
TourBoxは音楽とマルチメディア向けのグラフィカル編集ソフトMax/MSP(以下Maxという)に向けて専用のビルトイン機能を追加しました。TourBoxでこのビルトイン機能を各ボタンに登録すれば、操作する時Maxにデジタルシグナルを発信することができます。
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Max/Mspビルトイン機能使用説明
TourBoxは音楽とマルチメディア向けのグラフィカル編集ソフトMax/MSP(以下Maxという)に向けて専用のビルトイン機能を追加しました。TourBoxでこのビルトイン機能を各ボタンに登録すれば、操作する時Maxにデジタルシグナルを発信することができます。

TourBoxボタンが対応するMaxのビルトイン機能

TourBoxには14個のボタンがあります:

  1. 回転系:ノブ、スクロール、ダイヤル
  2. 押下系:トール、ショート、トップ、サイド、十字キー(上、下、左、右)、Tour、C1、C2

TourBox Consoleの中で、任意のボタンにMaxのビルトイン機能を設定すれば、そのボタンでMaxへ特定のキーコードを発信できます。

TourBoxを使用する時、各ボタンの異なる操作方式(押下/離す、時計回り/反時計回り、上スクロール/下スクロール)によって異なるキーコードを出力できます。(付表:「Max固定キーコード一覧」を参照)

Max用のプリセットを作成

TourBox Consoleのプリセットパネルにあるをクリックすれば、Max用の空白プリセットを新規作成できます。ここでユーザーの習慣によってTourBox上にMaxのビルトイン機能を設定できます。

 

例:

TourBoxの「トップ」ボタンに【押す[2]/離す[130]】のMaxビルトイン機能に設定します。これでトップボタンを押すと「2」のキーコードが出力し、離すと「130」のキーコードを出力します。

 

  • プリセット設定画面で「トップ」の項目をクリックします。
  • 表示されるウインドウで「基本設定」を選択し、右側の「Built-in」リストから「Max/Msp」の項目開きます。そして【押す[2]/離す[130]】を選択し、右下の「OK」をクリックします。
  • これでTourBoxの「トップ」ボタンはMaxのビルトイン機能に設定されました。

TourBoxでMaxのプロジェクトを操作する

  1. サポートファイルと見本ファイルをダウンロード。

右をクリックしてZipファイルTourBox_MaxMsp.zipをダウンロードします。中には二つのファイルがあり、startSevies.jsはサポートファイルで、max_project.maxpatはMaxのプロジェクト実行の見本ファイルです。

   ご注意

      1)サポートファイルstartSevies.jsのインデックスはプロジェクトファイルのフォルダと一致する必要があります。

      2)サポートファイルの内容を変更しないでください。

 

  1. MaxプロジェクトとTourBoxのデータ転送を開始/停止

TourBoxとMaxはSocketサービスによってデータの転送を実現します。

Maxプロジェクトの見本ファイルmax_project.maxpatを開き、【script start】をクリックします。右側の【Debug Tool】の提示画面に“Process Running”と表示されたら、Socketサービスは起動され、TourBoxとMaxの接続が成功です。


TourBoxのボタンを操作すれば、見本ファイルの【Number Object】の中で出力結果を確認できます。

【script stop】をクリックすれば、TourBoxとMaxのデータ転送を停止できます。

 

  1. 新規作成のMaxプロジェクトでMaxのビルトイン機能を使用

TourBoxに通じて新規Maxプロジェクト内でビルトイン機能を使用したい場合、見本ファイルmax_project.maxpat中の【script start】、 【script stop】、 【node.script startService.js】 及び【number object( を出力) 】を新規Maxプロジェクトにコピーすればいいです。

ご注意

1) 新規MaxプロジェクトファイルとサポートファイルstartServices.jsは同じフォルダに保存する必要があります。

2) TourBoxが即時的にデータを転送できるMaxプロジェクトの数は一つです。別のプロジェクトでTourBoxを使用するには、まず現在のプロジェクトで【script stop】コマンドをクリックし、別のプロジェクトで【script start】コマンドをクリックする必要があります。

Maxビルトイン機能の追加説明

  1. 現在TourBoxでは複数ボタンの組み合わせでMaxのビルトイン機能を実行することができません。例えば、Maxのビルトイン機能はトップボタンに設定できますが、トップボタンとトールボタンの組み合わせには設定できません。
  2. Maxのビルトイン機能を設定する時、ボタンを押すと離す際には異なるキーコードを出力します。通常の【Up】モード(離し入力)と【REP】モード(長押し入力)は無効になります。例えばトップボタンを押して2のキーコードを出力し、離すと130のキーコードを出力します。
  3. 現在Maxのビルトイン機能はTourMenu(ボタンを押して呼び出せるソフトメニュー)に設定することができません。

付表:Max固定キーコード一覧

 

時計回り/上スクロール

反時計回り/下スクロール

ノブ

196

132

スクロール

201

137

ダイヤル

207

143

 

押す

離す

ノブ

55

183

スクロール

10

138

ダイヤル

56

184

トール

0

128

ショート

3

131

トップ

2

130

サイド

1

129

16

144

17

145

18

146

19

147

Tour

42

170

C1

34

162

C2

35

163

上記内容で問題が解決できない場合は、お手数をおかけしますが、「 support@tourboxtech.com 」までお問い合わせください。